鼻が折れると鼻血が出る

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私が唐辛子をかじる時

 今日の昼食にて、唐辛子をまるまる食べた。丸かじりである。もちろん、自分からそんなことはしない。

 一緒に昼食をとっていたタイ人のうちの1人が、私の皿に、Let's tryと言って唐辛子を入れてきた。

 幸いなことに他の数名のタイ人は良識のある人々であった。私に対して「食べなくていいよ。日本人にはとても辛いよ」と言った。

タイの唐辛子

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 タイの唐辛子は、緑のものと赤いものがある。見た目は赤い方が辛そうであるが、実は緑の方が辛い。残念ながら今回、私の皿にやってきた唐辛子は緑の方であった。

 思い切って食べた。辛いというより口の中が痛い。味覚が麻痺し、その後の食事は全く楽しめなかった。私が唐辛子を丸ごと食べるのは今日が初めてではない。したがって唐辛子を食べればどうなるのか、私は分かっていた。

 なぜ、食べたのか?

 逆の立場で考えてみて欲しい。アメリカ人(タイ人でもいいし、フランス人でもいい)と一緒に食事をしている時に、テーブルに納豆があったとする。もし、そのアメリカ人が納豆にトライしたら、あなたはどう思うだろうか。

 日本の伝統食にトライしたアメリカ人に親近感が湧くであろう。あなたが納豆が嫌いであっても(いや、嫌いであるほど)、そのアメリカ人のチャレンジ精神を微笑ましく思うであろう。
 
 どこの国の人間も自分の国の食事に誇りを持っている。誇りというと大袈裟だが、少なくとも自国料理を美味しそうに食べる外国人に対しては、いい印象を持つであろう。

 私が初めてタイの唐辛子を丸ごと食べたのは、タイに現地採用として就職した直後に会社が開いてくれた歓迎会であった。タイで最初の飲み会であったため、今でもよく覚えている。

 場所はメナム川が一望できる中華料理屋であった。私は早く会社に溶け込もうと、20数名ほどの全社員の名前を覚えて歓迎会に臨んだ。

 食事の途中、隣に座っていたタイ人が「私の名前、覚えてる?」と聞いてきたので「もちろん」と答えた。
 
 私が名前を言い当てると、ちょっと驚いた様子であった。同様に、他のタイ人からも名前を聞かれた。全員の名前を答えると、かなり驚いていた。「スッヨー(日本語訳:凄いね)」と言ってもらえた。入社からまだ2日だった。

 その後、1人のタイ人がおもむろに「辛いものを食べれるか」と聞いた。実は私はとても辛いものが苦手で、寿司を食べる時はさび抜きである。正直に「辛いものは苦手」と答えた。

 「この唐辛子はタイ人にとっても辛い。日本人には無理だね」

 不幸にも唐辛子を食べるフラグが立ってしまった。私は唐辛子(緑色である!)を5つほど口に入れて、水で流し込んだ。大きな唐辛子を5つ頬張っため、何回か噛まなければ喉に流し込めない。

 まずは激痛が走る。その後、悪寒とともに大量の汗が出る。限度を越えて辛いものを摂取すると、体が暖まるのではなく、寒気がするのだ。

 辛いなんてもんじゃない。“痛い”のだ。口の中が猛烈に痛い。(中略)汗もダラダラ出てきて、体はプルプルと震えてきて、指先は冷たくなり、(以下略)f:id:yuta365:20190618184157j:image
【完全に対人兵器】世界一辛い唐辛子「ブート・ジョロキア」を食べてみたら病院に搬送されそうになった | ロケットニュース24

 よくよく考えてみると唐辛子の過剰摂取は体にいいものではない。また、お腹も壊す。こういったことを誰かに勧めるわけにはいかない。

 しかし、小さな唐辛子、あるいはソムタム(私はこれも辛すぎて苦手である) など、身体に大きな害がないであろう範囲であれば、苦手な外国料理であっても、ぜひ挑戦して欲しい。

 きっと、タイ人のあなたを見る目が少しだけ変わり、親近感を持ってもらえるであろう。

 さて、唐辛子以外にも食べることを躊躇する食べ物が海外にはたくさんある。我々にとっては、見るのもしんどいモノであっても、その国の人にとっては常用食であることがある。

 一部の国では食べるが、 日本人にとって食べるのが非常にしんどいものの代表格といえば虫であろう。 東南アジア、中国、中南米など虫を食べる国は多い。また、日本においても、イナゴの佃煮など、虫を食べる文化がないわけではない。

 私は虫に関しては結構、色々食べてきた、いや食べざるをえなかった。虫は、味自体は普通である。しかし、ビジュアル的にかなりきつい。下記の竹虫はクリーミーな雑味のない味であった。

竹虫

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 食べる機会はあったが、現地の方に勧められたわけではなく、今までトライしたことのない食べ物がある。それはホビロンである。孵化前の卵であり、かなりエグい。フィリピンやベトナムでは普通に食べられている。

 さて、ベトナム人あるいはフィリピン人に勧められたとき、私はホビロンを食べることができるだろうか。食べるしかないと心に決めているが、正直なところ、自信はない。