鼻が折れると鼻血が出る

ブログ名で検索すると医療機関が鼻血の対処法について書いたHPがヒットします。タイ就職・鼻血にて検索下さい。

ウッタマ財務相、タイの所得税を引き下げるってよ

 ウッタマ財務相が登壇するということで、暇つぶしにイベントに行ってきた。スピーチの中で所得税の引き下げについて言及しており、その発言はニュースにもなった。

 

 年初から各政党が選挙対策に所得税の引き下げを主張してきた。軍政系の政党は、所得税を10%下げると言っており、これが実現すると現地採用の所得税は数十万バーツ下がることになる。

 

 えらいこっちゃと思いつつも、選挙までのリップサービスだろうなと思っていた。しかし、ウッタマ財務相がこの時期にあらためて、所得税の引き下げに言及したため、「お!もしかして!」という気持ちが再燃してきた。

 

 所得税の引き下げで恩恵を受けるのは、バンコクおよび周辺県の中間層以上の豊かな労働者である。軍政はこの層の支持をそれなりに得ているので、財政的なダメージを負ってまで支持の拡大を図る必要はない。中央銀行も、「どこかで税金を下げるなら、別のとこで税金を上げないと、絶対ダメ!」とかなり強めに言っている。

 

 そうすると、農村部に金をばらまいた方が、費用効果は高い。あるいは、深南部の県を支援したほうが票が取れる。そういった理屈から、あまり所得税引き下げは期待していなかった。

 

 しかし、ウッタマ財務相は、「法人税率は20%だが、所得税率は35%である。所得税率を法人税率に近づけるべき」と言っていた。

 

 完全に謎の理屈である。じゃあ、消費税を20%にするんかい?って感じである。また、法人税率は一律だが、所得税率は累進である。

 

 しかし、逆に謎の理屈を捏ねて所得税の引き下げを主張するところに本気度を感じた。そもそも、タイの歳入において所得税の占める割合は低い。暇つぶしに試算してみたが、所得税の引き下げは、財政規律の観点からみても、実現が可能のように思えた。

 

 残念ながら、タイにおいて「~~の予定、見込み」というのはあまり信頼できない。しかし、遅れまくっても、なんだかんだで実現する政策が多いのも事実である。

 

 所得税下がらないかなぁとガチで思う。もし下がったら、毎月1万バーツくらいの金をこのブログに投入して記事を集めようかなぁ。。。

 

 糠喜びかもしれないが、一応、朗報としておこう。